前回までの作業で
パーツの複製が出来たので、
それを仕上げていきます。
ラストスパートです。



複製品には、
湯路や空気穴だった部分の形状が付いたままなので、
それらの部分を切り取ります。
また、型の合わせ目の部分に付いているバリも取り除きます。

あとは型の合わせ目がパーティングラインとして残っているので、紙やすりで磨いて消していきます。


磨きが完了したら、光造形品の仕上げと同じように、エポキシ系の2液混合タイプの接着剤でパーツ同士を接着し、サーフェイサーを吹いていきます。

腕のパーツは接着した後だとサーフェイサーが綺麗に吹けないので、別々の状態で一通りサーフェイサーを吹いておきました。

その後、腕のパーツも接着し全体にもう一度サーフェイサーを吹いて、最後につや消しのクリアーを吹き・・・

複製品の仕上げ完了です。
ちなみに複製品は原型である光造形品に比べて、
収縮して若干小さくなりました。
格好良く撮ってもらった写真です。
↓↓↓

以上で、 LABORATORY BLOG 第一弾「CGでフィギュアをつくってみよう」は終了ですっ。
長期間にわたる連載となってしまいましたが、
これを機に3Dデータからの立体造形に少しでも興味をもって頂けたら幸いです・・・
第2弾は、『フリーソフトを使って、モデリング&立体造形技術を実感してみよう』 が始まりますよっ!!