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3Dプリンターの用途はどこまで進んだのか

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3Dプリンターは医学に役立っている


現代の社会を代表する技術の結晶の一つとして挙げられるものの中に、3Dプリンターがあります。初めて見た時の感動は素晴らしく、おそらく未来の先駆けとして多くの方が期待するものとなっていたはずです。個人用で発売されているものもあるので、趣味に活かしている方もたくさんいるでしょう。しかし、3Dプリンターを購入していない人にとっては、3Dプリンターが何にどの程度活用できるのかわからない方も少なくないでしょう。そこで今回は、3Dプリンターの用途がどこまで発展しているのかを紹介します。



まず、これからも発展し続けると言われているのが医療における分野です。いわゆる、人工臓器や義手や義足といった人間の体のパーツ代わりに、モデリングしたこれらのパーツを用いることができるようになると言われており、日夜研究が進んでいます。実際に、義手や義足といったものに用いるにはまだまだ研究が必要ですが、骨の構造や人体がどうなっているのかを学ぶ模型の一つとして、3Dプリンターでつくられたものを用いている学校もあります。あまり知られていない現実だと思いますが、骨の構造などを可能な限り再現した人工模型はかなり高額で気軽に購入できません。この高額という部分から、学校での使用用途が増え続けているのでしょう。


また、この技術の発展に驚くべき要素として3Dや超音波画像からデータを取得し、実物大の胎児の3Dモデルを作成することも可能です。いわゆる3Dベイビーですが、お腹の赤ん坊の実際の大きさを詳しく知りたい方にとっては好評のようです。この技術も、医療の発展といえるものなのではないでしょうか。





他にもさまざまな用途で使われている


医学の分野だけ取り上げてしまいましたが、それ以外の用途でももちろん3Dプリンターは使われています。部品や自動車、楽器、洋服や食べ物などさまざまなものに使われています。


例えば、プリンターのカートリッジにチョコレートを入れてコンピューター処理することで、人間なら職人技ともいえる技法である「文字や絵の記載」も容易にできるようになり、アート作品としても優れたお菓子を作り出すことが可能です。実際にこれらの技術はお菓子業界への発展に貢献しています。お菓子メーカーの方々からも大絶賛されており、競争が激しくなってきていると言われています。


3Dプリンターの洋服は、店頭に並んでいる商品にはまだまだ及びませんが、ファッションショーでモデルが着用する一品ものとしてはすでに使われています。実際に3Dガウンがお披露目されたこともあり、ファッション業界で話題となりました。体にフィットするように作れるという利点があります。





3Dプリンターの需要が爆発的に増加する未来も近い


3Dプリンターは、その多様性からさまざまな業種や分野で取り入れられております。この技術がさらに発展した場合、爆発的な普及が進むことも考えられるでしょう。


たとえば、ある樹脂製品を作る際、金型を用いて製作する場合は1カ月以上かかります。3Dデータがあり、かつ少量生産の場合は3Dプリンターを使って製作したほうが短納期で製作できるうえコストも抑えることができます。


しかし、超大量生産の必要があるときは金型を用いての製作のほうが向いているため、製造業者には「便利ではあるものの、使えるのは限定的な用途」としか見られていないのです。


ここで、商品を大量生産でき、金型を用いた樹脂成型並みにコストも安くすることができる進化した3Dプリンターが登場した場合は、さまざまな樹脂製造業者に変革が起こります。この未来が現実のものとなった場合は、樹脂成形技術よりも未来型プリンターを使いこなす技術が求められるようになるので、技術職の人の方向転換も必要になります。この未来を想像している国や人々は多く、一部海外では義務教育に3Dプリンターを主体としたものづくり技術を取り入れているところもあるようです。


本格的に教育の分野でも3Dプリンターが取り入れられるようになるということは、その未来が近いということの表れと言えるのではないでしょうか。日本の技術力が世界に後れを取らないよう、未来型プリンターを駆使できる技術者が必要になってくることでしょう。






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