PA(白)|粉末造形(SLS)

PA(白)|粉末造形(SLS)

  • 自動車部品の試作に使われるほど丈夫で、
    複雑な形状も再現できます。

    3D SystemsのSLS用材料、DuraForm®PAです。

    表面がざらざらしているのが特徴です。

    自動車部品の試作や最終製品に使われており、靭性のある材料です。

    サポートが不要なため複雑な形状も再現可能です。

造形方式 粉末造形(SLS)
対応サイズ 200×200×200mm
※最小サイズ:縦、横、高さの合計が45mm以上、
一辺は最低1mm以上
材質・成分 ナイロン
積層ピッチ 0.1mm
主な使用用途 形状確認、組付け確認、機能確認
納期 ライトプラン(8日後発送、12日後発送)

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再現性や注意事項

  • PA(白)の形状再現性について

    再現できる最小板厚
    0.8mm
    微細形状の再現性
    凸形状の幅、凸量は共に1mm以上を推奨。
    凹形状の幅は1.5㎜以上、凹量は1㎜以上を推奨。
    特定の変形しやすい形状
    箱形状 開口部が変形してしまう可能性があります。
    ※小さい箱は変形度合が低くなる傾向にあります。
    板形状 反り、変形が発生します。
    塊形状 寸法管理が難しく(データ値よりショート傾向にある)、反りやヒケが著しく起こる可能性があります。
    ※10mm以上の肉厚の製品は肉厚:2.5mm~5mmで内部形状中空(粉閉じ込め)を推奨致します。
  • PA(白)で製作した製品の外観に関して

    積層段差
    造形方向に対し、緩斜面形状には荒い積層段差が現れます。
    • 手触りについて

      光造形と比べて、表面はザラザラとしています。

    • OPについて

      表面にオレンジの皮の様な模様が出る事があります。

    紛塊について
    製品の中に未焼結の樹脂の塊が残ってしまう場合があります。
    三角パッチ
    STLデータを構成する三角面が、微小な凹凸となって造形面に再現されることがあります。
  • 材料残りについて

    中空形状の場合、内部に粉末樹脂が残ることがあります。粉末樹脂を取り除く為に、対向する面に最低2個Φ10mm以上の穴をデータに作成して下さい。
    (形状によっては、粉抜き穴があっても、すべての粉を取り切れない場合があります。)

    ※穴が一つしかなく粉を抜ききれなかった例
    (写真はPA12(グレー)ですが、PA(白)でも同様です)

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