- SOLIZEオンライン3Dプリント出力サービス
- オンライン3Dプリント出力サービスについて
- 造形品の品質について
造形品の品質について
SOLIZEオンライン3Dプリントで製造できる造形品の注意点をまとめました。ご不明点がございましたら、ご発注前に電話やメールでご相談ください。
3Dプリントをご発注いただく前に
SOLIZEオンライン3Dプリントではリーズナブルな価格でサービスのご提供を行うため、材料間違い・数量違い・品違い以外の理由による返品・交換は受け付けていません。
組み付け保証、寸法保証・検査、その他ご要望がある場合は、運営会社であるSOLIZE PARTNERS株式会社にて承ります。
- 形状の再現性について
-微細な形状は再現できない可能性があります - 造形方向について
-同じ製品でも造形方向の違いにより再現性が異なる可能性があります - 寸法精度や形状正確性
-反りや変形が生じる可能性があります - 寸法検査
-材料によって公差が異なります - 大きな造形品の分割接着について
-造形品のサイズが200mm以上の場合は分割して造形後、接着して納品する場合があります - サポート痕磨き後の造形品の状態
-材料によっては紙やすりの跡が目立ちます
全ての造形品に共通する注意事項
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形状の再現性について
0.8mm未満の微細な形状は再現できない可能性があります。ご発注の際、自動3Dデータ評価システムにて必ず微細形状の再現性をご確認ください。
※非常に微細な段差は自動3Dデータ評価システムでも検出できない場合があります。各材料の詳細な再現目安はこちらをご確認ください。
ヒンジ部分が薄すぎて形状が分離してしまった例
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造形方向について
SOLIZEオンライン3Dプリントでは、品質・生産性を考慮して弊社にて造形方向を決定します。同じ製品であっても造形方向が異なり、形状の再現性が大きく異なる場合があります。
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寸法精度や形状正確性について
3Dプリントした製品は、通常±0.3mmないし0.3%程度の、いずれか大きい方の誤差が発生します。形状によっては大きな伸縮や、反りが発生する可能性があります。
反り変形および組み付けの保証はしておりません。
組み付け部品の場合、接合部にはデータに片側0.15~0.3mmのクリアランスを設けてください。
※形状、大きさによっては設定したクリアランスでも不足する可能性がございますのでご了承ください
板形状が反ってしまった例
寸法検査について
すべての造形品で寸法検査を実施しています。
片側公差や幾何公差については対応できません。
ご要望がある場合は、ご発注前にご相談ください。
検査方法
任意の3箇所をそれぞれノギス測定し、公差内に収まっていることを確認し、出荷します。
検査数
1つのファイルを発注する場合
1つのファイルに複数パーツがある場合は、任意の1パーツに対して検査を実施します。
複数ファイルを発注する場合
- 1)同一ファイルを複数発注する場合:1ファイルに対してのみ任意の1パーツを検査
- 2)異なるファイルを複数発注する場合:各ファイルに対して任意の1パーツを検査
寸法公差
材料によって異なります。
詳細は「SOLIZE PARTNERS基本仕様書」をご覧ください。
大きな造形品の分割接着について
造形品のサイズが200mm以上の場合は分割して造形後、接着して納品する場合があります。
分割接着は、基本的に任意箇所にて行います。
ご発注前に「分割箇所に関する資料」を送付しますので、ご確認の上承認をお願いします。
※ご要望がある場合は事前にご相談ください
分割接着後の造形品の見た目
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意匠面の見た目
意匠面は紙やすりで接着面をならした状態でお届けします。
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コア側の見た目
コア側は接着面をならさずにお届けします。
高さ1~2mm、幅3~8mm程度、接着剤が盛ります。
サポート痕磨き後の造形品の状態
サポート痕磨きオプションでは、サポート除去後の跡を紙やすり(#120やすり)で磨いて滑らかにした状態でお届けしています。材料によっては紙やすりの跡が目立ってしまうことがあります。
※クリア塗装をすると、紙やすりの磨き跡が目立たなくなります
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オプション適用有無による見た目の変化
透明材料:磨くとすりガラス状になります
黒材料:磨いた箇所が白っぽくなります。
その他の材料:紙やすりの跡が目立ちません。
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造形品を拡大して見た状態
各材料・造形方式ごとの注意事項
各材料・造形方式ごとの注意事項もご発注前に必ずご確認ください。
また、3Dデータ作成のポイントについてもご確認いただきますようお願い申し上げます。